人間長く生きていると「あっ!」という瞬間があるもので、一番感じたのがプロ野球を見ていて選手たちが自分より年下になっていったことです。
私は長年「広島カープ」のファンをしておりますが、応援した当初は山本浩二や衣笠祥雄が主力で、当然はるか年上の選手たちでした。
今でも鮮烈に覚えていますが、昭和59年に日本一になった時、両選手は30代後半の超ベテランでしたが頼りになる存在でしたし、実際活躍しました。
両選手が引退し、広島カープは「暗黒時代」といわれる時期に突入し、試合を見るたびにフラストレーションが溜まったものです。そんな時代が25年も続き、当たり前のように画面の向こうのカープ選手は私より若い選手になっていきました。
こんなことを書きながら「当たり前のことじゃん!」とも思うのですが、好きなチームを見ている時間は「止まっている」のです。
今年もベテラン捕手の石原が引退します。彼も当然のように年下ですし、監督の佐々岡氏も・・・彼は年上でした。
当り前ですが私と同じ歳の現役選手はいませんし、今から考えると不遇な生まれ年かもしれません。同じ歳で言うと、中日にいた立浪や死んでしまった伊良部、そして薬物で捕まってしまった橋本(巨人OB)」らです。
同じ歳の片岡氏がコロナで入院していたときは我が身のように心配しましたし、これからさらに衰えていくことを考えると気が気じゃありません。
ともあれ、仮に80歳で死ぬと仮定すると30年近い時間があるわけで、そこを充実させるための努力を怠るわけにいきません。妻に心無い言葉を投げかけられ、切れそうになる瞬間がありますが、まずは頑張ります。
同年代の諸君!頑張ろうぜっ!! ・・・ 偉そうで、スイマセン。
コメント