今日は「文化の日」でお休みです。もともとは明治天皇の誕生日だったわけですが、1946年に日本国憲法が公布されたことから「憲法記念日」にしようとしたところ、当時日本を統治していたGHQの反対にあい「文化の日」に落ち着いたのです。っていうか、理由はともかく祝日にしてくれて「ありがとう」。
連休にもならない週の中日の祝日ですが、それだけに「どこか遠くへ行こう」などとならないわけで、脳と体を休ませるボーナスのようなものです。そんなわけで今日はほとんど家で過ごします。
COP26とかいう「綺麗事言うだけ」の枠組み
衆議院議員選挙も終わり、岸田首相が初の外遊としてCOP26とやらに参加しているのですが、この国際的な枠組みは欧米、とくにヨーロッパ諸国の「超綺麗事」が胡散臭いうえ、日本の政治家もついつい妙な公約を言ってしまう怪しい会議です。
そんな綺麗事に(自称)スウェーデンの環境活動家「グレタ・トゥンベリ」なる女が絡んできて、「地球からの搾取を止めろ!石油事業に融資するな!」などと叫んでいて、ついつい眉をひそめてしまいます。
世界最大の二酸化炭素排出国で、何かと欧米からの批判が多い中国共産党はグレタのことをこう言ってます。
「15歳から学校をサボって、いわゆる気候変動デモに参加しているトゥンベリは欧米では熱心な環境保護活動家として描かれる。彼女は欧米が排出量を抑制するために十分な努力をしていないという事実から目をそむけさせるための優れた道具なのだ」
引用:Newsweek電子版
この指摘に関しては「ですよねー」と思ってしまいます。
国益を害してまで(国際的に)良い子である必要はないのです。今の状況で「原発は嫌だ!だけど脱炭素だぁ!」なんて方向に突き進んだら日本衰退待ったなしです。小泉の息子がボンクラなのは綺麗事しか言わず、その裏付けや対策がないからで、もし脱炭素へ舵を切るにしても現実的ロードマップは示すべきだと思います。
どうも最近の政治家はここらへんの説明が雑というか、丁寧さに欠けるきらいがあります。それとともにマスコミが作り出している「民意」とやらも怪しいもので、何もかもがグズグズな日本です。
今朝も寒い札幌で、現在進行形で灯油を燃やし二酸化炭素を排出しています。そうしなければ生きていけないのです。そこんとこ分かってくださいよ!小泉進次郎さん。
昨日は大気が非常に不安定だったようで、道南では豪雨だけではなく霰的なものも降りました。言われてみれば「異常気象」とやらも分からないでもありません。今年の夏は暑かったですしね。
そんなことを言ったところで、庶民としては目の前のことで精いっぱいですし、文化の日の今日も目先のことに集中して過ごしていきます。
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