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北海道新幹線延伸にみる北海道の光と影。しかも開業の効果は不明です。

社会のこと

いつの間にかというわけではありませんが、個人的には無駄だと思っている新幹線の札幌延伸が約9年後に迫っています。少なくとも函館-札幌間が1時間27分で結ばれるのは、故郷が函館で現在札幌に住んでいる私にとってはメリットがあります。

昨年はお盆のお墓参りも出来ませんでしたが、函館へ行くときは基本的に車での移動で、今は元気なので問題がありません。しかし歳をとって運転技量に問題があるようになれば新幹線があったら有難いものです。

ただどれくらいの需要があるのでしょうか。観光面でいえば函館にとってはプラスに働くと思います。新幹線が出来たからといって東京などから北海道へ入るには飛行機の方が効率良いですし、北海道観光の起点は札幌市という構図は変わらないでしょう。しかし函館まで1時間半で行けるなら、札幌から函館という組み合わせをしやすくなるわけです。良かったね、函館よ。

【はこだて】ここは行くべき、函館観光で押さえておきたいポイント。
函館市は観光地として知名度も高く、観光資源にも恵まれた街です。ブランド研究所が行った「都道府県&市区町村の観光意欲度ランキング2019」で、札幌市と並んで行きたい街1位に輝きました。 そんな函館市を訪れるのなら絶対に外せない名所があります。

一方在来線は余市-小樽間が廃線となるようで、ニッカウヰスキー余市工場へは車が不可避になります。っていうかまだ先のことですが。

なんか北海道新幹線に関して札幌では延伸の効果より、札幌駅周辺の再開発の方が盛り上がっていますが、一番おいしかったのは大手ゼネコンだったわけで、これを最後に人口減少期に入った日本のインフラのあり方は再考の必要があるんじゃないでしょうかね。

どうも日本の地方衰退は止めようがないみたいで、この問題は高齢化とリンクしています。最近は聞かなくなりましたが、無能な政治家たちが「地方創生!」なんて言ってました。

ただ言いっぱなしだっただけで、誰も具体的な方策は持っていなかったのですが、もうそんなことは無理なんでしょう。昔のように「土地さえあれば何とかなる」という一所懸命的な考え方をする時代じゃないですし、故郷にノスタルジックな思いしかありません。

残念ながら生きるために働かなければならないのに、地方に行けば行くほど仕事がないという現実は変えようがありません。しかも地方ほど給料の安いブラック事業所が多いという悪循環です。

ホントに今必要なことは「国家百年の計」を語ることが出来る政治家の出現なのですが、今の議員たちを見ると溜息しか出てきません。

 

日曜日の朝ですが、昨夜は珍しく12時過ぎまで起きていて、今も頭がボンヤリとしています。今週は大腸カメラという試練が待ち構えていますが、そこを乗り切り3回目のワクチン接種も済ませれば、その先にはゴールデンなウィークが待っています。

3年ぶりとなる「何の制限もないゴールデンウィーク」なので、マスコミがアホのように続ける「新規感染者がぁ!」という報道など無視して楽しみたいと思っております。

 

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