昔「GTロマン」というマンガがあって、車好きにとってはワクワクが止まらない作品でした。その中で触れられていたアルファロメオは「癖があって、扱い方を知らないと言うことを聞かない」といった典型的なじゃじゃ馬でした。
ホントかどうかは知りませんが、「イタリア車は故障も愛せなければ乗ることは出来ない」なんて言いますし、ある程度整備をする腕前がなければ厳しい選択肢だったのでしょう。
しかしイタ車とはいえ工業製品なわけで、最近は昔のような故障は聞かなくなりました。っていうか、一部の外車嫌いの人間は未だに「ドイツ車は窓落ちする」なんて昔話を、今そこで起きているように言っているのです。バカなんでしょうか?
こんな私は最近3台連続でドイツ車を乗り継いでいますが、当然窓落ちなんてことはありませんし、「乗ったこともないのに適当なこと言うな」という気持ちしかありません。こんな私ですらイタリア車に対するイメージは、昔ながらのプレーヤーでアナログレコードを回すような雰囲気を感じています。
個人的な見解ですが、そんなイタリア車の中で「アルファロメオ」は何か特別な存在感を感じさせてくれる車です。当然乗っている方も少なく、見かける機会も多くはないので決めつけは出来ないながらも、とてもハイセンスな方がオーナー・・・なイメージがあります。
その一方でアルファロメオにハマる人を「アルフィスタ」というあたり、癖が強いオーナーなイメージもあり、なんとも独特な車なんだと思います。
そんなアルファロメオですが、今は販売終了したての「ジュリエッタ」のブサカッコよさに惹かれてしまうのです。
引用:アルファロメオ公式HP
どうですか?この直線と曲線の妙なバランスと、例のフロントグリルの感じ。語弊を恐れず言えば「美人は三日で飽きるが、ブスは三日で慣れる」というやつです。完全に語弊がありますね・・・。
いまアルファロメオの公式ホームページを見ると「ジュリア」と「ステルヴィオ」の2車種しか日本で販売していないようで、やはりマニアしか買っていないのかと危惧するところです。
近年、車の価格は高騰しており、「なんか良いよね」といった軽いノリでアルファロメオなんて買えませんし、ちょっと車が好きな人間であれば「アルファロメオ良いよね」という言葉を理解してくれるのに残念で仕方ありません。
ちなみに札幌ではブブとかいう会社がアルファロメオも扱っており、私の愛車フォルクスワーゲンもブブで買いました。たまに点検で行ったときにアルファロメオも覗いてみるのですが、扱いが寂しすぎます。やはりマニアしか行かないのでしょうか?
このように女の子が紹介したところで、やはりマニアしか行かないに違いありません。
それでも頑張るんだ!アルファロメオ。私も宝くじで大金せしめたら、セカンドカーとしてアルファロメオを検討したいと思っています。「宝くじ」と言っている時点で期待薄ですが、そんな日を夢見ながら頑張っていこうと思います。
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