中央最低賃金審議会による議論が大詰めを迎えているようですが、それに対するアホな意見が多すぎてガッカリです。この話になると必ず出てくるのが「最低賃金を上げると中小企業の雇用が失われる」という意見です。
例えば「原材料価格の上昇分を価格転嫁できない」といったものは、下請けや納入業者をイジメている一部の大企業を叩くべきで、それこそ公正取引委員会の出番なんだと思います。
また、そもそも稼ぐ能力のないダメ企業は市場から退場してもらった方が、長い目で見ればプラスに働くはずです。
ところでヤフコメで以下のようなバカがいましたので引用しておきます。
コンビニ・飲食・清掃・運転手などの単純労働者に、時給千円なんて払う価値は無い。700円でも高い。単純労働と、それ以外とで最低賃金に差を設けるべき。スーパーのレジ打ちや、立っているだけの警備員が千円貰うに値する労働はしていない。 千円越えたら、自動化出来る部分は機械に置き換えたほうが良い。
引用：とあるヤフコメ
この人はいったい何を言いたいのでしょうか。まさに失われた30年に毒されている典型例です。最低賃金とは、読んで字のごとく「最底辺の賃金」なわけで、この人がいう単純労働以外の賃金をガンガン上げる努力をすべきなのです。
っていうか、この人はどんな仕事をしていてどんな賃金を貰っているのでしょうか。
恐らく最低賃金でこき使われていながら「俺の仕事は単純労働と同じレベルじゃない！」なんて、心の中で叫んでいるのでしょう。哀れなものです。
審議会の結論は、あの無能臭が半端ない後藤厚労相に答申されるのですが、あのヘラヘラした顔でどんな結論を下すんですかね？とりあえず見守っていきます。
今日は雨が降ってかなり涼しかった札幌です。それでも何故か汗が噴き出て不快な思いをしてました。
今夜は少し寝苦しさもゆるんで体が休まるような気がします。まだまだライティングの方が立て混んでいるので、今週も頑張らなければなりません。
まずは明日と明後日あたりに根詰めて前へ進めて、週の後半は心に余裕ができるようファイトなおっさんです。まぁ、何とかなるでしょう。それぐらいの気持ちでいるのが、パフォーマンスを上げるコツなんだと思ってます。
ではお休みなさい。
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