物には適正化価格というものがあり、それ以上安く売ることはどこかにしわ寄せがくるものです。長きにわたりデフレから脱却できない日本は、そんな「しわ寄せ」が弱い立場の人へ集まっていた時代なんだと思ってます。
「お客様のため」という綺麗事の旗のもと、従業員や下請けをこき使い、それを値下げの原資にしていたわけで、それが「失われた20年」の一部分ではないでしょうか。
楽天の「3,980円以上は送料無料」について
どんなことも賛否両論があるものですが、今回の楽天の一方的ともいえる措置は「出店者への負担の押し付け」にしか見えません。
消費者側も目先の利益を考えると嬉しい措置なのかもしれませんが、結果的に巡り巡って全体の利益を損なうような気がします。
まあアマゾンなど怖いライバルがいて、今後のことを考え恐れる気持ちは分かるのですが、三木谷さんも消費者も、もっといえば国や役人も、もっと大きな視点で「日本の将来」を考えて欲しいと願っています。
私はお酒など手に取って見なくても大丈夫なものしかネットで買わないのですが、最近はディスカウントストアなどの実店舗も値段が安くなり、ネットで買う価格的優位性は薄れてきたような気がします。
それを考えると、どの事業者も薄利の消耗戦なわけで、そりゃ給料も上がりません。ホントにこの20数年で日本国人に染みついた「デフレマインド」は根深いものがあります。
こんな事を言ってる私も、デフレマインドに侵食され毎日安い酒を飲んでいるので、偉そうなことは言えません。
ただただ「弱いものいじめ」はいけません。それだけであります。
しばらく土曜日勤務が続きそうで心が疲れます
何度も愚痴っている現職の土曜日勤務なのですが、明日で1人退職するのに続き、来月も1人退職することになり、しばらく「週6日勤務」が続きそうです。
土曜日は12時までの「半ドン」勤務なのですが、それでも長年にわたり「週休2日」に慣れた身にとっては疲れます、精神的に。
肉体的にはどうということはないのですが、心の中で「やっぱ休みが日曜日1日じゃ疲れが取れないな」と思うと、何となく肉体的疲労も感じてしまいます。
これで「大変だから給料を上げましょう」とでも言われれば、そんな精神的疲労も吹き飛びますが、いまだ先のことは分かりません。
この「それが当たり前」という昭和の空気感を何とかしないと、永遠に変化がなさそうなので、変えるためには自分の影響力を増やすことが「第一歩」となりそうです。
今は「昭和の空気」を一掃し、一気に「令和の空気」にする。そんなことを夢見ながら頑張っていこうと思っています。出来るかな?俺。
札幌では先週ようやく積もった雪が、昨日今日とプラスの気温でぐちゃぐちゃです。こんな様子で雪祭りが出来るのか疑問です。
今日は仕事終わりに「お食事(お酒)」があるので、再び体力温存策を考えなければなりません。飲み会後に2日仕事はきついです。
これも「夢」に向けた試練だと思えば、少しは楽しめるかもしれませんので、マイナスをプラスに変えるように頑張ってきます。
では良い木曜日を。
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