この時期だから「5月病」として注目される事象は常にありうることです

今日の札幌は最高気温でも10℃という寒さです。またコートを羽織ることになるとは思っていませんでした。

寒の戻りも今日だけで終わるようですが、体調管理も大変です。

ところでGWも終わり「退職代行業者が大忙し」なんていうニュースに目が留まりました。世間では「5月病」と呼ぶやつなんでしょうが、恐らく我慢を重ねて何とかGWにたどり着き力尽きた・・・ってとこでしょうか。

無理は禁物なのは確かです。しかし安易に退職代行業者を利用することに警鐘を鳴らすコメントが参考になります。

退職代行の「リスク」は二つ指摘できる。まず、退職代行会社は利用者が本当に退職するべきかの相談にのってはくれない。例えば、職場の問題を改善するための助言や、傷病手当を利用しての休職など、当事者にとってよい選択肢を提示することはない。また、退職代行は、有利な条件で退職をするのには向いていない。残った有給休暇を全部使うことを希望したのに、結果的に取得できなかったという事例もある。

引用：今野晴貴のコメント

確かに退職代行業者なる存在は、辞められたことで成功報酬を受け取るわけで、依頼者のために深く考えることはないのでしょうね。

ただ、一部で見られる「辞めることくらい自分で言え」なんて意見も、困っている退職希望者のことをまるで理解していない暴論です。

嫌なものは嫌なんです。

幸いというか、人手不足が加速することで“人を人とも思わない”ブラック企業が成り立たなくなります。

人にっとって何より大切なことは「自愛」することなので、けっして無理をしたり我慢をしたりしてはいけません。