元旦も酒に明け暮れ、何となく1月2日の朝を迎えてしまいました。このような時間の使い方は普段の週末じゃ出来ませんので、あえて「こうしてる」といったところです。
ところで2020年ニュースランキングで「カルロス・ゴーン」逃亡の件がスタートダッシュを決めましたが、関係者におかれましては年末年始にもかかわらず大変ですね。
保釈を認めた裁判官や、あのどや顔で無罪を主張していた弘中惇一郎弁護士の心中は如何なんでしょうか?
まさに「逃げるが勝ち」を体現した今回の逃亡劇ですが、未だ謎が多く、今後どこまで明らかになるのか注目です。
今年はどんな一年になるのでしょうか
令和2年になったばかりですが、今年は東京オリンピックもあり、また景気悪化の兆候が出まくって迎えた年なので、期待と不安が両方高まっております。
というか明らかな人口減少時代に入っていくという、日本にとって未体験ゾーンなわけで、本当であれば「政治家」が未来を示さなければならないのですが、どうも期待薄なのが残念です。
このまま国民の収入が上がらず、負担が増えるばかりでは「日本衰退」は避けられません。
ここに至っては痛みの伴う変化が必要で、例えば「業績が厳しいから・・・」と言い訳をしながら給料を上げない企業には”退場”してもらうしかないと思いってます。
正直、そんな企業が今までのビジネスモデルを転換し、高付加価値を生み出すとは到底思えません。
そうなるとして、そんな企業に勤めてしまっている場合は自分自身を守る必要が出ます。
その日を”突然”迎えないよう、勤め先が大丈夫なのか、よく見極める力を養いましょう・・・私もなのですが。
「危ない会社」の特徴(中小零細企業編)
私は「大手企業」に縁がない人生だったので、そうじゃない企業のお話しか出来ません。まあ上場企業の場合、IR情報だったりニュースになったり、情報が比較的多いので、まだ知りやすいのかもしれません。
一方、中小零細企業の経営状況は「闇に包まれた」部分があって、経理財務部門に携わっていれば別ですが、現場ではなかなか分からないことがあります。
先ず考えなければいけないのが、その会社の事業が利益を出しているのかダメなのか、その業界のトレンドを含め見なければなりません。
過去の例でみると「建設業」が分かりやすかったのですが、バブル崩壊後に景気刺激策として膨大な予算が付いていた時期があります。
あの時代、もう凄い勢いで建設業を営む会社が増えました。増えたら競争もあるので「利益率の低下」に見舞われます。
そこへ「公共工事削減!!」と政府の方針が変わったら、後は想像通りの展開です。
このケースは上昇期と衰退期がダイナミックにやっていきて、中小企業のかなりの数が吹き飛んだので極端かもしれませんが、全ての企業が退場するわけではなく、資本力がなかったり特徴のない企業から脱落していくので、自分の会社のそんな点に着目して考えましょう。
また昇給が無かったり、賞与が減る・なくなった等は、もう末期が近づいているかもしれません。
そうじゃなくても論理的な話が通じなく、精神論がまかりとおる会社は非常に危険です。
いま(財務省曰くですが)財政が厳しいと言われています。そんななか公的資金に依存した経営は危険なのかもしれませんし、縮小していく国内市場依存も同様です。
ただ特徴があったり、他と差別化できる技術があれば生き残れるでしょうし、生存競争に生き残りさえすれば「勝ち」なので、無能経営者の巻き添えを食らわないよう、頑張っていきましょう。
悲観ばかりじゃ面白くないので
生き残ったら勝ちだと考えると、どう生き残れば良いのかという話になります。私も含め、歳をとってくると「新しい挑戦」に中々踏み出せないものです。
しかし「年齢」を言い訳にしてしまっては何も始まりませんし、そこだけは「意識改革」する必要があります。
とは言っても、歳をとると様々な制約ができるのも事実で、私自身「今から陸上自衛隊へ入れ」と言われても、肉体的に無理です。
また得意なことがあっても、単純に求職活動をしていては「年齢の壁」に直面します、ホントに。
ただ前向きに考えるなら絶対「無理」なこと以外は「可能性」があるわけで、その可能性を探る意味でも、いろんなことに挑戦すべきだと思います。
「挑戦」も窮地に陥ってからでは難易度が跳ね上がります。窮地になる前、すなわち失敗してもいい段階でたくさん失敗しておきましょう。
「失敗は成功のマザー」ってホントのことだと思います。
かくいう私も年齢を言い訳にせず、今年はたくさん失敗してみようと思っております。とにかく中年以降にも希望があることを、身をもって示したい。そんな意気込みです。
年末年始をダラダラ過ごし、明らかに太ったような気がします。挑戦するためにも健康は大事ですし、若い頃より考えなければなりません。
今日あたりから少し暴飲暴食を控え、数日後の日常に備えなければなりません。残念ですが、体は正直なので大事にしてやらないと”長生き”できませんし・・・。
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