私の生まれ故郷は函館市で、観光都市として有名な部類の都市だと思います。そんな函館市は私が高校を卒業するころには「斜陽都市」感がすごくて、今から考えると「観光都市」として生きていこうという覚悟が足りなかった印象です。
あの頃、ぼんやりと”文筆家になりたい”なんていう、どう考えても「食っていけない」ような妄想をしていて、それと同時に既に観光名所になっていた「明治館」に事務所を構えたいという、バカな夢を持っておりました。
そのいずれも叶わぬまま52歳になったのですが、あのころの「無意味と言われても仕方のない夢」を考えていたころの自分は輝いていたような幻想が抜けきらないのです。
今も同じなのかもしれませんが、あの頃はお金に余裕がなく、内玄関で17,000円という安っいボロアパートに住んでいて、それでも毎日を一生懸命に生きていたのです。ホテルでボーイの仕事をしていて、時給は500円台だったと思います。
楽しい記憶の一方で、「こんなはずじゃない!」という思いもあって、よく夢で「大学へ進学した友人たちと、今の自分の落差」を強烈に思い知らされるくだりを見ていました。学歴が全てじゃないとは成功者が言うことを許された言葉で、そうじゃなければ”底辺の自己満足”に過ぎないのです。
何となく生きていたら52歳で経理を務めながら、今は14歳年下の妻と暮らしています。
今思うことは「稼がねば」ということだけで、一時流行ったロトくじの柳葉敏郎のようにはいかないのです。
正月休みも最終日となりました。何とも言えない気だるさと眠気に襲われていますが、今日までは昼寝が可能です。しかし少し気合を入れないと、明日からが大変そうなので寝ずに頑張ろうと思ってます。
なんか沖縄が「マンボーしよっかな」なんて流れになっています。いつになったら「感染者至上主義」から卒業できるのでしょうか。
今のところ北海道は落ち着いておりますが、この瞬間北海道知事の鈴木くんは何を考えているのでしょうか?とりあえずアホな”やってる感”を出そうなんて余計なことを考えないでください。
眠気全開な1月5日ですが、まずは頑張るとします。ファイト!
コメント