昨日は仕事から帰ってきて直ぐに買い物へ出かけたのですが、愛車のエンジンスタートボタンを押すとエンジンが始動した直後にエンストしました。
「???」という思いと共に一瞬「よもや故障?」という不安が高まりました。その後無事にエンジンは動き予定通りの行動が出来ました。
オートマ(細かく言うとデュアルクラッチトランスミッション)なのにエンストて!
最近の自動車は高くなり複雑な構造になったせいで、いざ故障となるとかなりお高い修理費が掛かると聞きます。貧乏家の我が家にとっては死活問題なので何もないことを祈るばかりです。
日本は長年デフレ下にあると言われていますし、我々庶民の所得は平行線どころか下がるばかりです。そんな中他の先進国では所得が伸び、安全に対する要求水準が高くなったとはいえ自動車の価格だけは高くなりました。
そりゃ「若者の車離れ」になるというものです。だって!買えないんだもん。
今から30年ほど前ですが、平成になって間もない頃の「若者」だった我々にとって、車とはステータスであり”モテるため”の必需品でした。今思えば純朴な時代だったのです。
よく「電車があれば車なんていらない」なんて意見を目にします。誤解を恐れず言うなら、そんな意見は「井の中の蛙大海を知らず」というやつです。まぁ、無くても生きていけるというのは事実ですが。
今まで生きていた中で「無駄」にこそプラスアルファの歓びがあったと思います。そのような領域の価値観なんて他人には理解できないものです。
そんな背伸びが無くなったら人間としての魅力はなくなります。たとえば服にしてもそうですが、「裸を隠すという目的だけ果たせば良い」なんて考えたら”オシャレ”は成立しませんし、食事も栄養補給だけでイイなら”味”なんて二の次です。
しかし、そんな人生はつまらない。
今日も美味しいものを食べるぞ!そんな意欲が湧いている今です・・・。
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