つい3週間ほど前まで、ここ北海道が日本における「コロナ感染の中心地」のような扱いだったことが昔のように感じてしまう東京の感染拡大です。
正確に言うと「感染拡大」ではなく「感染者把握数の増加」なわけで、オリンピック中止決定から把握数が増加しているあたり、今までの東京都の対応を疑ってしまうような展開です。
話題の中心が東京へ移った今、改めて普段の行動に気を付けなければ、北海道だっていつまた感染が拡大するか分かりません。
通勤の関係で毎日夕方のススキノの様子を見るのですが、ひと頃より人出が増えているような気がします。大幅に増えているわけではないのですが、札幌も少し気が緩んでいるのかな?・・・と、少し心配にはなります。
日本でも「強権発動」なんてあるのか?
責任のたらい回しと言いますか、ここに至っても出てくる言葉は「自粛要請」止まりです。今分かっている「緊急事態宣言」発動時の骨子では、政府から都道府県知事を通して自粛要請をし、その期間は3週間程度ということです。
いかにも日本的と言えばそれまでなのです。緊急事態においてその程度で良いのでしょうか?考えうる最悪の事態を想定しているとは思えないような緩さです。もしかしてその先に「最終事態宣言」なんて用意しているのでしょうか?ないですね・・・。
その一方、経済対策案として自民党内から「お肉券」だの「お魚券」だの、およそバカとしか言いようのない案が出ているようで、こんな緊急時にも利権に固執する議員どもの神経を疑います。
ちなみに私は「お酒券」がイイです・・・・、冗談です。
平時はともかく、非常時というのはある程度「個人の権利」を制限しないと、思った通りの対策はとれないと思うのですが、そこへ踏み込む勇気がないのでしょう。
後から批判されたくないですもんね。政治家ですらそうなんですから、官僚なんて言うに及ばずです。
今の日本の状況は、パニック映画でいえば最初の20分くらいのところで、この先恐ろしい展開になれば「苦しい決断」と「果断な行動」が不可避です。
頼みますから、最悪の事態だけは想定しておいてください・・・政権の皆様。
仕事が忙しいせいか、あっという間に金曜日になりました。今週は会社が謎のルートでマスクを手に入れ、私も50枚ほどマスクを手にしたのが良いニュースです。
なんとなくマスクで感染を防ぐ意味より、マスクをしてない人に向けられる視線が嫌だからマスクを着用するという、なんとも変なムードがあります。
出口が見えない嫌な状況ですが、週末なので少しでも元気を出して頑張りましょう!
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