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懐かしの「ノストラダムスの大予言」

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今は2020年ですが、その昔「ノストラダムスの大予言」なる書籍がベストセラーとなり、その中で「1999年7の月、世界は滅びる」なる解釈で恐れおののいていたことも今では懐かしい思い出です。

その著者である五島勉さんがご逝去されたそうですが、私個人としては「まだ生きていたんだ!」というのが正直な感想です。

あの本を夢中になって読んだのも、もう今から30年以上前のことです。著者の五島勉さんは私と同じく函館のご出身だったはずで、なんとなく(勝手に)親近感を持っていました。

しかし1999年の7月になっても何事もなく、それから20年以上過ぎたのですが、「まあ良かったな・・・」といったところでしょうか。

噂では予言を信じて、その前に全財産を散財した人もいたとか言われてます。ホントなんでしょうか。

人類史において、定期的に「世紀末思想」なるものが流行するようですが、それは定期的に「社会不安」が起こっているということで、人類もなかなか進歩しないものだと思わざるを得ません。

今年もコロナや水害など、実に多難な年ですし、世界的にも非常に不安定な情勢となっています。

こんな時、人の不安に付け込もうとする悪党が出現しがちなので、そこは気を付けなければなりません。だます奴が一番悪いのですが、騙される方も悪いのですから。

連休を前に五島勉さんの訃報で、ちょっと気を引き締める私でした。

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