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若い世代にとっては初めて経験するであろう「物価高」という現象。

社会のこと

世界的な物不足と円安のダブルパンチのためジリジリ進む物価上昇を、指をくわえて見るしかない今日この頃ですが、これらの要因が多すぎるためしばらく物価高は止まりそうもありません。貧民にとってはピンチです。

円安は日本独自の現象ですが、それ以外のことは世界共通のようで、世界中から悲鳴が聞こえています。いつの時代も悪い流れの最初の犠牲者は下流の人間なのです。

とりあえずの解決策は「給料アップ!」しかありません。しかしそこに大きな壁が立ちはだかるのが日本の絶望的状況です。というのも日本には中小企業という実に曖昧な事業所が多すぎるわけで、その中のかなりの部分が「給料上げたらやっていけません」といった問題です。

国税庁が発表している令和2年度の数値によると、法人全体のうち黒字申告の法人割合は35%ほどなので、約3分の2は赤字だということです。

いまさら国の中小企業政策を非難したところで手遅れですが、これだけ見ても日本の生産性が上がらない理由が分かります。こんな現実があるのに「税制で給料を上げさせよう!」なんて言っている政府はお花畑すぎです。

とりあえず今は個人の力で凌いでいかねばならないので、泥水をすすりながら生きていきます。

もともとは今ころ病院のベッドに横たわっているはずだったのが急に延期になり、ごく普通の「あぁまだ木曜日かぁ」という朝になっています。

「まだ」なんて考えると気分が上がらないので、ここは「もう」という言葉に置き換えておきます。今日の昼に何を食べるか考えながら、白髪のセルフ染めをして仕事に備えるとします。

 

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