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「男子厨房に立つべからず」というのはとっくの昔に死語になっています。

徒然草

今どき「男たるもの」とか「女はこうあるべき」なんて言うと、たちまち炎上してしまう恐ろしい世の中となりました。とはいえバブル崩壊後の日本は”失われた30年”で個人所得が伸び悩み、世界的な成長から遅れをとってきたのは事実でして、そのあおりもあって「夫婦共稼ぎ」が当たり前の世の中となっています。

 

そうなると”前時代的”な「男が働き、女は家を守る」というスタイルは一部の上級国民以外にとって完全に過去のものとなり、家事における役割分担は家庭円満のキーワードです。

 

我が家の役割分担について

 

私の不甲斐なさ・・・および甲斐性の無さによって我が家も共稼ぎを余儀なくされており、当然なことに家事は2人で分担しております。

 

その中で明確なのは「平日の夕飯の支度は俺の仕事」ということで、妻が考えた一週間のメニューを仕事か帰った後一生懸命に作っています。まぁメニューを考えていないだけ楽なんですどね。

 

そんな夕飯職人(?)の私がキッチンに立とうとしている男たちへ「最初の一歩」を伝授しようと思い、このどうでも良さげな記事を書いている次第です。

 

何はともあれ「切る」ことが最初

 

キッチンに立ち料理をしようと思った時、最初にやらねばならないのが「仕込み」と言われる作業です。ドラマ「グランメゾン東京」で芹田が仰せつかっていたことです。木村拓哉から「お前!ちゃんと5ミリ角に切れ!」と言われていたようにする必要はありませんが、切るところから全てが始まります。

 

そこでキッチンデビューを迎える方にオススメの包丁をご紹介ましょう。

 

 

このグローバルの包丁ですが、もう12年使っていても切れ味は落ちていません。もちろんメーカーが売っている研ぎ機でメンテしています。しかし値段から考えてもコスパはかなり高い包丁だと思います。

 

素材を切ると言っても切り方は色々あります。ここではそんな技術的なことは触れませんし、あくまで「男の厨房立ち」が メインなので気になる方はそんな動画なんかをご覧ください。

 

最初は”下手くそ”でも良いのです。っていうか、それを責めるようなパートナーなら「別れてもイイ」くらいに思っておきましょう。そんな最初から出来るかよ!

 

誠意をもって作業したならば、その心意気は必ず伝わるものなのです。って言うか、そう思わなきゃやっておれません。

 

やっている身から感じること

 

そりゃしくじることもありますし、せっかく作っても「美味しい」って言われなければモチベーションが保てなくなります。

 

結局のところ「料理」・・・いや「調理」ですが、どんなことも感謝をされなければやる気が続きません。これは他の家事も同様で、洗濯や掃除でも”やって当り前”感を出されたら嫌になります。

 

かの劉備(玄徳)が諸葛亮へ残した文に「よくよく自愛するように」とありましたが、他愛もなければ世の中成り立たないというものです・・・玄徳さん。

 

こんなことを書いてきましたが、我が家では妻が「美味しい!」と言ってくれるので、俄然やる気が出ている今日この頃なのでした。

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