今しがたテレビから「レナウンが民事再生手続きに入ることが分かりました」と聞こえてきて、驚きました。驚くと言ってもレナウンの業績なんか知ってもいませんが、かつてテレビCMで一世を風靡した企業なので、それへの哀愁の念が驚かせたのでしょう。
「れ~なうん、レナウンレナウンレナウン娘が・・・」というフレーズは非常に耳に残るフレーズでしたし、今思えばあの頃は業績も良かったんでしょう。
まあ、このCMを知っているのは中年以降の人だと思います。私もそんな”お歳”です。コロナによって有名人が亡くなることも衝撃が大きいのですが、名の知れた企業の破綻もなかなか衝撃的です。
よく共産党なんかが「企業が莫大な内部留保を抱えている」ということを問題視していますが、内部留保がそのまま”現預金”としてあるわけでもなく、現預金や”すぐ金になる資産”の言われる「流動資産」が少なければ、意外とあっけなく破綻したりします。
しかし半年前の時点で、まさかコロナウィルスの蔓延でこのような経済状況になることを予想できるわけもありませんし、ホントに不運としか言いようがありません。
帰社の途中に見かけるお店で、開業した途端に休業を余儀なくされた和食バーがありますが、もう「可哀想」としか思えません。人生をかけ開業したのに”これ”ですから。
なんでも海外と比較するのは個人的には好まないのですが、少なくともよく言われる「日本では一度企業経営に失敗すると再起は出来ない」ということは改善していかなければならないのではと強く思います。
今の日本では例え企業内であっても「失敗しない最大の手段は挑戦しない事」では、少なくとも明るい未来は生まれません。
この話と「レナウン」は全く別の話なのですが、ついそんな連想をしてしまいました。我が家でも私が料理をする折「変なアレンジを加えるとだいたい失敗するよね!」と、妻によく詰られますが、それをやめたら「クックパッドおじさん」に成り下がってしまいます。
今日はこれから「親子丼」を作ります。しかし今日のところはアレンジしません。週末を迎えるにあたり、夫婦仲を険悪にさせたくないので我慢です。
偉そうなことを言っても、普通の「親子丼」を作る、ただのオッサンでした・・・。
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