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自動車を所有し運転する喜びについて

昨今、高齢者による自動車を凶器にした事故や、ちょっと頭のいかれた中年層による煽り運転問題など、なにかと自動車が絡むニュースが多いような気がします。

確かに普通車であれば1トンを超える車体で、人にとっては恐ろしい凶器になりうる存在です。なのであれば、それを操作できる資格たる「運転免許証」への認可はもっと厳正に運用すべきだと思います。

一方、当たり前のことですが、人間の能力をはるかに超えたスピードを出して行動できる”道具”であり、デザインを含め魅力が多いアイテムでもあります。

私は北海道の函館市に生まれ育ち、30歳になるまで生活していましたが、函館レベルでは車無しの生活は「厳しい」というのが実感です。いまは札幌に住んでおりますが、やはり車はあったほうが便利ですし、週末の買い物などを考えると自動車なしでは生きていけますが、不便極まりないと思います。

そんな日常のことも大事なのですが、比較的ジジイとなった私からすると、若いころの車に対する情熱というか、運転することの歓びが今の時代風化しているような気がして、それが気になります。

私が運転免許証を手にした平成のはじめころ、なにせ田舎だったので女性とお付き合いするための最低条件が「マイカー」を持っているということと、一様に洗脳されていました。

当時は若者を刺激するいろんな自動車がありましたね。どうでもイイ話なのですが、私が当時一番嫌いだった車が「プレリュード」です。当時付き合っていた女性の前の彼氏が乗っていたそうで、それを聞いた瞬間嫌いになりました。

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あのころは貧乏で(今でもそうかも・・・)、車を買うとそれ以外の余裕がなかったです。

それでもガソリン代とローンに稼ぎをぶち込み、夜の道を走っていたあの頃が無性に懐かしくなります。

ホントかどうか分かりませんが、今の若者(←と言っている時点でジジイですが)は自動車に興味があまりないようですね。たしかに東京などでは駐車場含め維持費が半端ないので分かりますが、地方でもそうなんでしょうか?

いまはジジイとなり、山間部を激しく攻める運転などできませんが、それでも心に余裕があると「インサイドアウト」みたいなラインでカーブをすり抜け、これはこれで楽しいもんです。

よく聞く話では、小さい子供のいる家庭では必然的に「ミニバン」という選択しか出来ず、それに不満を持っているお父さんが一定数いるらしいです。分かります。

そんな方々の受け皿になっているのがSUVだというのも分かります。

残念ながら我が家には子供がいないので、そんな制約はないのですが、一度ドライビングの魅力を知ったら刺激的な自動車に乗りたいですもんね。

そんな皆様、制約から解放されたら是非「乗りたい車」を買うために、必死で奥様を説得しましょう。

これは男のロマンなのです。

 

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