最近少しづつ問題になりつつあ「墓じまい」ですが、都立多磨霊園についてご紹介いたします。
多磨霊園の概要
現在都立霊園は8か所あり、そのうちの一つが日本最初の公園墓地とされる多磨霊園です。府中市と小金井市をまたぐ場所にあり、西部多摩川線の多摩駅から徒歩10分ほどの場所になります。都立霊園の中では最大の128ヘクタールの敷地面積を誇りますが、1963年(昭和38年)以降新規区画はなくなってしまい、現在では「改葬」などで空いた場所のみ募集されています。
改葬とは?
近年増えていることですが、核家族化や未婚率の上昇、また転居などに伴いお墓の維持管理が難しくなることが増えています。その場合遺骨を他へ移し、使用していた墓所を東京へ返還することになるのですが、これを「改葬」と言います。
また都立霊園を利用している方で自分の後に承継者がいない方を対象として「施設変更」という制度があり、墓所返還後に遺骨を都営の小平霊園か八柱霊園かどちらかの合同埋葬施設へ無料で納骨できます。
施設変更申請の申込は年3回あり、7月16日~7月31日、10月16日~10月31日、12月16日~12月26日となっています。申請は必ず使用している霊園事務所で行わなければなりません。
お墓のミキワで代行サービス
墓じまいを検討するということは頼れる身内もないことが多いでしょうし、一人で手続きなどを進めるのは大変です。そこで「お墓のミキワ」の代行サービスはお勧めです。
都立霊園の納骨代行が3万円、彫刻(お墓に戒名などを掘ること)は3万5千円から依頼できます。楽をしろとは言いませんが無駄な苦労は避けるため、このようなサービスを利用することも大事なことです。
これから世話を出来なくなるお墓が増えていくでしょうが、放置などせずしっかりと「墓じまい」をしておきましょう。
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