全世界的に「タバコは害悪」という流れになっておりますが、非喫煙者から見たら迷惑以外の何ものでもないので仕方のないことなのかもしれません。
私は喫煙者なのでここ20年ほどの中で如何に喫煙者が生きずらい世の中になってきたか身をもって経験してきました。今から考えると昔が異常だったのか、昔はあらゆる場所で喫煙できましたし、それこそ飛行機や電車の中でも普通に吸えました。
私が初めて海外旅行へ行ったのは20年ほど前なのですが、ハワイへ向かう日本航空の座席では(当然席によりますが)普通に吸えました。たぶん今の「受動喫煙」なんて概念は聞いたこともありませんでしたし、なんの罪悪感もありませんでした。
ホント今思うと嘘のような社会でした。その後のタバコを「悪」とした税制に関しては全く別の思いはありますが、非喫煙者にとって迷惑であることはよーく解ります。
私も20歳になるまでは煙草を嗜むことなく生きてきたのですが、一時期肉体労働に従事していたことがあり、その時の休憩時に「一服しろや」的な感じでタバコ1本を渡され最初は吸ったふりだったのが段々と吸うようになっていきました。
それから約30年。どう考えても中毒性ありまくりです。
変に悪者というレッテルを張るよりかは、よっぽど禁止にしたほうが良いのではないでしょうかね。先日も芸能の方が大麻で逮捕されておりましたが、正直非喫煙者がタバコを吸うハードルより喫煙者が大麻を吸うハードルの方が低いような気がします(個人的な見解)し、大麻は薬物の入り口というよりタバコこそが薬物の入り口のような気がします。
喫煙者でありながら全くの自虐的な内容ですが、いつか止めたいという気持ちと現実中々止められないという狭間で葛藤している自分がいます。ただ未だ吸っている身としては、少なくとも吸っている同胞の皆様に最低限の配慮とエチケットを守ってほしいと切に思います。
少数の無法者によって同胞全てが「ヤニカス」というジャンルで一括りにされるのは正直迷惑千万。
そう遠くない先に「吸わない」でいられる自分になれることを真剣に考えたいと思っております。
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