「2030年までに脱ガソリン車!」などと、何かしらの根拠や影響を考慮したわけでもなさそうな発言をした”おばさん”がいます。ホントあの人って薄っぺらなパフォーマンスしか能がないのですね。
しかし真に嘆かわしいのは、あの”おばさん”が当選不可避なくらい泡沫候補しか立候補しなかった都知事選挙だったのかもしれません。
それはともかく世界中で「脱化石燃料」というのがブームになっていますが、そんなことが可能なのかと疑問を感じています。ホントに自動車から内燃機関が無くなってしまうのでしょうか?
たまに目にすることですが、ガソリン車と比べ電気自動車は製造過程でのCo2の排出量が約2倍で、生産から使用、そして廃棄までのライフサイクルにおけるCo2の総排出量はあまり変わらないという論文もあるようです。
しかし世界の潮流は「目に見えるCo2排出」にしか興味がないようで、「とりあえずガソリン車やディーゼル車をターゲットにしよう」という感じで進んでおります。
もちろん環境保護は大事なことですが、これって発展途上国や貧しい人々を無視した、一部の先進国や富裕層の自己満足・・・という側面が見え隠れします。また排出権の売買なんて”利権”の匂いがプンプンします。
こんなムーブメントを見ながら、車好きの私が思うのは「エンジンの振動や音を楽しむドライブが出来なくなるのは残念!」ということだけです。
「昔はね、車に”エンジン”というものを積んで、ガソリンを爆発させて走っていたんだよ」と言って、「何言ってんだ!このジジイ!」と思われる日はいつやってくるんですかね・・・。
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