昨日は12月最初の金曜日だったのですが、ススキノの街は人通りが少なく閑散としておりました。もう今までの常識が通用しない世の中になったのでしょうか。
こんな状況ですから、ほとんどの職場で「忘年会」なる行事は中止でしょうし、飲食店にとって1番の稼ぎ時である「12月」は吹っ飛んでしまいました。
そもそも「その年の苦労を忘れるための宴会」という催しが、一定の人にとっては”苦労””苦痛”であったことを考えると、「忘年会」という習慣が無くなっても仕方のないことです。
とはいえ飲食店にとっては大打撃なわけで、「師走だから飲みに行こう!」に代わる新たな”飲みに出る口実”を考え広める必要があります。難し事ですが・・・。
若い頃を思い出すと、飲みに出る(連れていかれる)ことで「自分の知らない大人の世界」を垣間見るような感覚でいました。居酒屋などの飯屋からスタートし、それこそ”接待を伴う飲食店”へ行くわけですが、経験値の少ない若手にとっては刺激を感じる経験でした。
今の若手はどうなんでしょうかね?それほど人間は進化したのでしょうか?
こんなことを考えている時点で”おっさん”なんでしょうが、確かにコスパという点では「飲みに出る」という行為は無駄なのかもしれません。車の所有もそうなんでしょう。
しかし「無駄」の中にこそ見える「発見」もあるのです。
これは自分を納得させる戯言かもしれません。ただ適度な無駄こそ経済を回す原動力なので、各業界の皆様におかれましては「新たな無駄」を生み出されるよう、切に願っております。
こんなことを言っている私は今日も「無駄な土曜日半ドン勤務」に出かけるのでありました・・・。
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