「表現の自由」とは便利な言葉で、自称他称問わず多くの芸術家やジャーナリストが声高に叫んでおります。
このたび「あいちトリエンナーレ」での展示や表現が問題になっていますが、そりゃ問題になるような内容でしょうね。なんか”嘘くさい”少女像はともかくとして、昭和天皇を扱った”あれ”は完全に「侮辱」だと思いますし、それが許されるなら「なんでもあり」ですよね。
例えば相模原で起こった例の事件の犯人である植松被告が、彼の主張を作品にして展示したらそれも「表現の自由」と言えるのでしょうか?こんなことを言ったら、「そんなこと同列に語れない」などという人が現れそうですが、なんでもありならOKですよね。
思想信条は完全に個人の自由です。ただし、それを表現するのは一定のルールがあるのではないかと思います。自分の主張のためなら誰かが傷ついてもいい・・・なんて、許されませんよね。
これって許されます?
このイベントの芸術監督に選出された津田大介氏ですが、ここでは個人攻撃は致しません。この展示に関して、彼の信条による意図があったことは間違いないですよね。
別に津田さんの個人的な信条は良いのですよ。ただ公金が使われるイベントじゃダメでしょ。記者会見でも「想定が甘かった」と言っておりますが、この表現方法については問題意識がなさそうですね。
ある意味日本ってホントに平和な国なんだと感心しますが、義務教育ではしょられている為、多くの若者は無関心かもしれませんが、今少し日本の近代史について考えたほうが良いのではないかと思います。
いつまでたっても「いい国作ろう鎌倉幕府(1192)」なんて言っている場合じゃないですよ。
ただでさえ暑くて苦しいのに、これ以上「炎上」するような真似はげんに謹んで頂きたいです、ホント。
しかし河村 たかしさん。相変わらず歯に衣を着せずまともで安心しました。酷暑のなか頑張ってください。
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