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猛暑(北海道感覚)のなか小樽へ行ってきました(その①)

いやー今日は暑い。余裕で30度を超える日がこの5月にやってくるとは、こんなことがあるとは北海道感覚ではあり得ません。ただ湿度が低いのが救いですし、そうでもなければ外出するする気もおきないでしょう。

今日は朝から愛車を洗い気分を高めながら小樽へプチ観光へ出発しました。朝飯は食べず腹を空かせながら小樽へ向かい、道中妻と「着いたらちょっとしたものを食べて、少し遅めの昼食にしよう」と計画しながら車を走らせました。以前は楽をしようという気持ちから速攻高速道路を使っていたのですが、今回は下道を走って小樽へ向かいました。そもそも北海道の“下道(国道)”は本州感覚で言うと高速道路のようなもので、結構なスピードで流れますし、何より下道を通らなければ発見できないものが沢山あります。発見の多くは食べ物屋なのですが、それを見て「次来た時に行ってみよう」という妻との会話だけで幸せになれるんですね。

国道を走り小樽へ着いたのは10時過ぎくらいでしたが、当初は妻はともかく年老いた私の体力を考慮し駐車後に南小樽駅から電車で小樽駅へ行って、観光しながら歩いて南小樽駅へ向かういう予定でした。ただ全然元気だった&腹が減って何か食わねばということで駐車場から歩いて北一硝子ルタオなどの有名店ひしめく堺町(だと思う)を闊歩しました。

もう何か食べたいという気持ちでいっぱいだったので歩きながら最初に鼻を刺激した唐揚げの屋台に寄りました。注文したのはザンギ串(400円)1本で、それを夫婦でシェアして食べましたが、空腹の口には最高のご馳走でした。写真も何もないので伝わらないと思いますが、場所的には北菓楼の向かいあたりでザンギ(唐揚げ)というよりフライドチキンに近い味と、何より重要なのはそんなに油っこくないということです。残念ながら人間年齢を重ねていくと油っこいもには不得手になるんです。

そこでちょっと小腹が落ち着き歩き始めるとすぐ向かいに海鮮を焼いているお店があり、これがまた魅力的で導かれるように寄ってしまい“ツブ串”を一本頂きました。

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海鮮のお店

ツブも柔らかくて美味しかったのですが、何といっても生姜の利いた醤油たれが抜群でした。しかしこの界隈は当たり前なのかもしれないのですが、観光客がわんさかいてお客さんの層がそれらの人たちのため若干お値段が高めです。観光地はどこでもそうなのでしょうし、そんなことを気にしていては観光などできないのかもしれません。

このゾーンを過ぎると角にローソンがあり、そこから旧日本銀行小樽支店が見えるともう「小樽 寿司屋通り」の始まりのところです。

緩やかな坂を上っていくと確かに道の両脇にお寿司屋さんが多く並んでいますが、ひしめいているというほどお寿司屋さんが乱立しているわけでもなく、このような言い方が適当かは分かりませんが、適度にお寿司屋さんが配置されているような感じです。

通りががった時刻は11時前で、開店前のお店がほとんどでしたがその雰囲気は十分堪能できました。まだお昼前で先ほど露店で少し食べていたのでお腹は空いてはいなかったのですが、わたしの足は確実にあるお店へ向かっていました。

というのも小樽へ向かう前にネットで色々調べていて、その中で鶏の半身揚げが有名な「なると」がつい目に留まってしまい、「必ず食うぞ」と言うほどには思ってはいなかったのですが、お店の前には行っておこうと思っていました。

ここまで来る途中何度か妻に「なると」の「鶏の半身揚げ」の話を振ってはいましたが、妻はまるで興味を示さずそんな中炎天下を歩き続け「なると」に到着してしまいました。

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なると・本店

まだ空腹には程遠い感じでしたが、半分流れの勢いで入店しました。妻には大変申し訳なかったのですが、ご当地の有名店に行ってみたいというミーハーな考えに付き合ってもらいました。

なるとの鶏の半身揚げは食べたことはあったのですが、よく調べてみると私が食べていたのは暖簾分けで出店している「小樽なると屋」のもので、今日訪れた「なると本店」とは違う経営だったのですね。知りませんでした。

席についてメニューを眺めるとその種類が多くて、ホント「THE食堂」といったメニューです。広めの店内で周囲のお客さんの様子を確認すると、やはりほとんどのお客様は「鶏の半身揚げ」もしくは「ザンギ」は外していませんでした。

当然ながら私も「それ」を外さず注文しましたが、「なると」は注文の仕方が少し特徴的で、席に着いた後にレジへ赴いて前金で注文しないといけません。これだと追加でオーダーするときは面倒ですよね。

注文して妻とあれこれ話をしていると「それ」がやって参りました。

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鶏の半身揚げ握りセット

お寿司の数は見ての通り多くはないのですが、やはり半身揚げは結構なボリュームで結果的には半分お持ち帰りさせていただきました。たぶん食べきれないお客様が多いのだと思いますし、そのためちゃんとお持ち帰り用の折や袋などが用意されています。親切ですよね。

半身揚げは鶏のから揚げと比べ衣が油を吸わない分ヘルシーで、胃もたれをあまり心配しなくて良いのが有難い。

念願の「なると・本店」で鶏の半身揚げを堪能し店を出ましたが、時計を見るとまだ12時ころで、今度は折り返しで運河を見つつ再び堺町方面へむけて炎天下の散策を再開しました。

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