「ドコモ口座」のやらかしで、電子決済推進が鈍るのでしょうかね？

今回の「ドコモ口座問題」を見ても思うのですが、大企業の不祥事では対応が後手後手にまわることが多く、過去の教訓が生かされないような組織になっているんだと思います。

この企業体質が糾弾されるのは当然として、去年の7Payと同様に「ドコモ口座」が電子決済市場から脱落するかもしれません。

っていうか、電子決済の手段が溢れかえり過ぎて、消費者側も販売側も大変です。

我が家では妻が「現金決済至上主義」的な感じなので、ちょっと試しにPayPayを使った以外はほぼ現金です。

いまだに一定数いる「カードは使い過ぎが怖い」ってやつなんですね。

使い過ぎはともかく、実際にセキュリティー面は大丈夫なのかと不安は付きまといます。特にネットで買い物なんかすると、簡単に決済出来過ぎなのが不安を増長します。

一方で今の世の中で「うちの店はカード使えません」とか堂々と言っているお店もどうかと思いますが・・・。

まだ日本では”お金（紙幣）に対する信用”が高いので、電子決済の普及も緩やかです。海外に目を移せば、ATMから偽札が出てくる国もあるので、そりゃ電子決済も普及するというものです。

今は月一回、妻から渡される「お小遣い」でやり繰りしていますが、それも現金で渡されるから有難みを感じる・・・なんて思っている時点で、私も古い人間なのかもしれません。

そんな我が家も、偽札でも掴まされたら変化する可能性があります。まっ、そんな時代にならないことを祈りながら、無駄な土曜出勤にそなえる今朝でした。